Claris FileMaker Cloud 2026 まもなくリリース
Claris では、Claris FileMaker の最新バージョン Claris FileMaker 2026 を 2026年6月10日に リリースいたしました。これに伴い、Claris FileMaker Cloud においても最新のセキュリティアップデートが適用された Claris FileMaker Cloud 2026(バージョン 2.26)がまもなくリリースされる予定です。
FileMaker Cloud 2026(バージョン 2.26)は FileMaker Pro 2025(バージョン 22) 以降および FileMaker Go 2025(バージョン 22)以降と接続の互換性がございます。詳しくは動作環境のナレッジベースをご参照ください。
FileMaker Cloud について
FileMaker Cloud は Claris Core と呼ばれるテクノロジーサービス基盤の上に構築されており、統合サービス、コネクタ、Web サービス、セキュアゲートウェイで構成され、高い安全性・可用性・柔軟性を備えたサービスをお客様に提供しています。特にセキュリティにおいては、データベースの暗号化、通信の暗号化、不正アクセスの管理および警告、多要素認証を含むさまざまな保護システムを搭載し、Claris International Inc. が 24時間365日の体制で運用・監視しています。
FileMaker Cloud は 全世界のユーザが Ubuntu Linux 上で動作する同じソフトウェアを利用しており、お客様のデータは AWS を介して保存および処理されています。なお、日本のお客様にご利用いただいている FileMaker Cloud は AWS リージョン「ap-northeast-1」(東京)に構築されています。
セキュリティアップデート、問題点の修正、Ubuntu Linux の更新を含めた製品アップデートは、全て Claris International Inc. が担うため、お客様は安心して FileMaker Cloud をご利用いただけます。
サービスのセキュリティ認証
FileMaker Cloud および Claris Connect については親会社である Apple Inc. のセキュリティ基準に基づいてサービスを提供しており、これらのサービスは、ISO/IEC、SOC2-type2 など文書による証明のみならず、定期的な脆弱性診断を実施しています。
下記のページでその情報を公開しています。
[英語]Apple Platform Certifications
[日本語]Appleプラットフォームの認証
[英語]Claris Cloud Service Security
[日本語]Claris クラウドサービス セキュリティ
FileMaker Cloud 2026 で接続できなくなるクライアント
2026年6月10日、日本において Claris FileMaker 2026 がリリースされましたが、 日本リージョンでは FileMaker Cloud 2026(バージョン 2.26)のリリースを 2026年7月29日に予定しております。FileMaker Cloud 2026 と互換性がないバージョンで接続をされたクライアントでは[ファイル「ファイル名.fmp12」を開くことができません。ホストでこのバージョンの FileMaker がサポートされていません。]と表示されます。
この機会に、改めて FileMaker Cloud へのアクセスに使用しているデバイスにインストールされている Claris FileMaker Pro および Claris FileMaker Go のバージョンをご確認ください。
FileMaker Cloud 2.26 でサポートされるクライアント
- FileMaker Pro 26.x、22.x
- FileMaker Go 26.x、22.x
- iOS App SDK 26.x、22.x を使用して作成された iOS アプリケーション
- FileMaker WebDirect
【重要】FileMaker Cloud 2025 では、 FileMaker Pro 20.3.2 の接続が一時的に許可されておりましたが、FileMaker Cloud 2026 ではサポートされなくなりますのでご注意ください。
*FileMaker Cloud は 2026 年6月17日 現在、FileMaker Cloud バージョン 2.22.0.502 が提供されています。
動作環境は下記をご参照ください。
FileMaker Go は App Store から
FileMaker Go をお使いの場合には、下記の URL からお手持ちの iPhone や iPad にインストールできます。
【管理者向け】旧バージョンのユーザにアップグレードを促しましょう
近日中に提供される FileMaker Cloud 2026 に向け、管理者はどのような対応を取るべきでしょうか?
ここでは、FileMaker Cloud 2026 でサポートされないバージョンの FileMaker Pro や FileMaker Go を使っているユーザに向けて、アップグレードを勧めるためのカスタムダイアログを表示するスクリプトの一例を、サンプルファイルを使って説明します。
まずは、以下のリンクからサンプルファイルをダウンロードしてください。
このサンプルファイルでは、ユーザがファイルを開くとすぐにアプリケーションのバージョンをチェックする機能が実装されています。
これは「OnFirstWindowOpen」および「Get (アプリケーションバージョン)」の関数を使用して実現しており、特定のバージョン未満の場合にはカスタムダイアログを表示します。
具体的にはサンプルファイル内にある「open」スクリプトの一部をご確認ください。このスクリプト内で、バージョンが 22 未満の場合にカスタムダイアログを表示させています。
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# ( 実際の open スクリプトのものとは異なります)
# バージョンを確認する
変数を設定 [ $ApplicationVersion ; 値: Get ( アプリケーションバージョン ) ]
変数を設定 [ $URL ; 値: “https://www.claris.com/ja/resources/downloads/" ]
変数を設定 [ $Message ; 値: List ( "現在ご利用中のバージョンは、" & $ApplicationVersion & " です。" ;"FileMaker Cloud には、最新バージョンでの接続をお願いします。" ; "次の URL より、最新バージョンを確認してください。" ; $URL) ]
# バージョンが 22 に満たない場合は、カスタムダイアログを表示させる。
If [ GetAsNumber ( $ApplicationVersion ) < 22 ]
カスタムダイアログを表示 [ "確認" ; $Message ]
End If
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この「open」スクリプトは FileMaker のメニューから、[ファイル] - [ファイルオプション] - [スクリプトトリガ] と選択し、「OnFirstWindowOpen」で指定しています。
これにより、カスタム App の最初のウィンドウが開かれた直後にアプリケーションのバージョンをチェックし、古いバージョンを使っている場合にはカスタムダイアログが表示されて、ユーザにアップグレードを勧めることが可能になります。
【管理者向け】バージョン確認 Access.log を確認する
FileMaker Cloud の管理者の方は、誰がいつどのバージョンでアクセスしているのかを確認したい方もいらっしゃることでしょう。その場合には、FileMaker Cloud Admin Console の Access.log から確認できます。手順は下記のとおりです。
1. https://my.claris.com/ から Claris Customer Console に 登録された Claris ID で アクセスし、[ホスト] 内にある [Admin Console に移動] をクリックします。
2. Admin Console の [ログ] タブから Access.log をダウンロードします。
3. ダウンロードしたら、先述のサンプルファイルに Access.log (ログファイル) をインポートしていただくことで視認性・検索性の高い ユーザインタフェースで対象ユーザを検出することが可能です。
FileMaker Cloud 旧バージョン利用者の検出一覧画面
【アップデート日について】
(1)日本時間 2026年7月28日(火)午前 5:00 以降、アップグレードボタンが有効化される予定です。お客様は手動により アップグレードが可能になります。
(2)自動メンテナンスにより、日本時間 7月29日(水)午前 5:00 以降、最初の自動メンテナンスでインスタンスが再起動された時に、自動的に FileMaker Cloud 2026 にアップグレードされます。
まもなくリリースされる FileMaker Cloud 2026 により、処理速度の向上や新機能の実装が期待されます。最新の Claris FileMaker プラットフォームが、生産性の向上とみなさまのビジネス改善の一助になれば幸いです。
本記事に記載のリリース日などの日付は、2026年6月17日時点での予定であり、変更となる場合があります。