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セッションスピーカーの一般公募開始!昨年の Claris Engage 若手開発者セッションをレポート(後半)

次世代を担う Next Generation Developer の皆さん

現在、Claris Engage Japan 2021 でセッション登壇いただける Next Generation Developer セッションおよびユーザ事例セッションのスピーカーの一般公募を受付ています。

前回の記事 に続き、昨年 11 月に開催された Claris Engage Japan 2020 で 「Next Generation Developer」として登壇された平成生まれの若きエンジニアによるセッションをレポートします。
今回の記事では、情報系も基幹系もほぼすべてのシステムを FileMaker で内製化し、2017 年度には総務省の「テレワーク先駆者百選」にも選出された全日本ピアノ指導者協会の牧田さんと、Claris パートナー企業でプロの開発者として活躍する香港出身の若手エンジニアである HUI さんのセッションをご紹介します。
また、Claris Engage Japan に登壇してここが良かった!というポイントもお寄せいただきました。スピーカーへの応募をご検討いただいている方はぜひ参考になさってください。

FileMaker で CTI を内製し、業務の効率化を達成

1 人目は、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(通称ピティナ)に所属する牧田 直樹さん。ピティナでは、全国各地で音楽コンクールを実施・運営しています。その準備や調整のため、各支部の職員や参加者の方々との電話のやりとりが 1 日に 350 件ほど行われていました。折り返しの電話があっても担当者がわからない場合、情報を探す時間もかかります。顧客にも再度問い合わせの内容を確認する手間など、煩雑な業務が多かったようです。そのため、電話対応業務の効率化が求められていました。

この課題解決に Claris FileMaker が採用されました。コンピュータ電話統合システムとよばれる CTI (Computer Telephony Integration)を FileMaker をベースに内製で構築。これにより、電話対応の際、初めて聞く名前で聞き取りづらくても顧客データに電話番号があれば参照可能になり、スムーズなやり取りが実現しました。録音データも残すことができるので、顧客対応の品質改善にも繋がります。また、折返し電話も瞬時に前回の記録が把握できるため、担当者に迅速につなぐことも可能になりました。これらの機能は、現在のコロナ禍で社員の大半が在宅ワークを行っている状況下で、開発当時よりもさらに欠かせない機能になっているそうです。セッションの中で、牧田さんは、「自分たちでやることによって、資産になり、使い勝手のいいものになる。すぐにフィードバックがもらえるところが良い」と話されていました。牧田さんはこれからも協会を支える存在としてさらなる業務改善を目指すそうです。

MySQL のデータを参照する画面

セッション「Claris FileMaker でつくるCTI」を視聴する
ピティナでの FileMaker 活用事例「『使い続けられるプラットフォーム』と確信して20数年、組織の成長と働き方の多様化を FileMaker が支える」を読む

牧田さんの “Claris Engage Japan に登壇してよかったこと”
スライドを作成していく過程で改めて、システムの意義や仕組みを言語化していくことに試行錯誤があり、「今もう一度作るならこうしたい」を見つける機会が多かったです。FileMakerを学んだ一番初めのシステムでしたので、感慨深く思うと共に自分自身の振り返りができました。

発表することにはとても気後れがあったのですが、Next Generation Developer 枠と敷居を下げていただいたことで、また一歩 FileMaker とともに踏み出せていることを嬉しく思っています。

データ区切りの活用で、より幅の広い開発を。

最後は、Claris Platinum パートナー企業である株式会社サポータスに所属する、香港出身の HUI TSZ WAI(シュ ツ ウェイ)さんです。入社 3年目、 FileMaker を使った開発経験は 5 年(Claris Engage Japan 2020 開催時)の HUI さん。セッションのテーマは「データ区切りの作成と活用」でした。
「データ区切り」とは、データを改行によって区切ること。セッションは、そもそもデータ区切りとは何か、どのような場面でデータ区切りが活用できるのかといったデータ区切りの基本から始まり、デモを交えた使用方法の紹介、応用編へと続きます。データ区切りを行うことによって、データに関する集計を実施しやすくなったり、リレーションの条件に左右されずに検索条件だけを変更することでさまざまな場面に対応できるなどのメリットがあると HUI さん。さまざまな方法でのデータ区切りの方法を、デモ画面を使用して、わかりやすく解説してくれました。
データ区切りを活用することで、データの集計や、編集、リレーションを多く組み込む場合など、対応できる場面がより多くなり、開発の幅が広がっていくのではないでしょうか。 FileMaker を活用しての開発に慣れてきた方、そしてさらにステップアップしたい方にとって、魅力的なセッションになっています。

「データ区切りの作成と活用」セッションのデモ

セッション「知っておきたい技術、データ改行区切りの作成と活用」を視聴する
サポータスが支援するお客様の事例「日本山岳会が選んだアジャイル開発での会員管理システム」を読む

HUI さんの “Claris Engage Japan に登壇してよかったこと”
はじめての Claris Engage Japan 2020 のセッション登壇で、さまざまなことを「私自身が学ぶ機会になった」ことです。
どのように準備すれば、限られた時間内で効果的に伝えたい内容を伝えられるかを学ぶことができました。また、今まで自分がまったく気づいていなかったプレゼンの方法を知ることができました。セッション登壇を経験することによって、自分が持っている知識を日本中のみなさんにシェアすることができました。ありがとうございました。
今この瞬間、 Claris Engage 2021 のセッション登壇に応募しようかなと、もしも悩んでいる方がいらっしゃったら、私から元気が出るアドバイスをお伝えしますね。 セッション登壇の機会は、自分の知識や仕事の成果を日本中のみなさんにシェアできる絶好の機会です。初心者でも、中級者でも、外国人でも参加することが可能です。ぜひ参加してみてください。


前半、後半の 2 つの記事でご紹介した 5 人の若手エンジニアの方はこれから IT 業界をはじめ、それぞれの領域でさらに活躍される方々です。5 人に共通しているのは、「現状よりも良いものを作り続ける」という信念ではないでしょうか。その想いを持っているエンジニアにとって FileMaker は、最適なソリューションを生み出すパートナーということを改めて実感しました。

【セッションスピーカー公募について】
Claris Engage Japan 2021 では、Next Generation Developer のセッションおよびユーザ事例セッションのスピーカーを一般公募いたします。平成生まれの若きエンジニアの方、また FileMaker の導入事例をご紹介いただける FileMaker ユーザのみなさまのご応募をお待ちしております。
応募締め切り:2021 年 7 月 26 日正午
詳細はこちらのページをご覧ください。