特集

文系大学生がアプリを開発。好きなことのために身につけたスキルで、周りを助けたい。

摂南大学に在籍する田中亜里紗さんは *PBL プロジェクトの中で、自分でアプリを開発できるローコード開発ツールに出会いました。プロジェクトを通して身につけたスキルを活かし、個人的にもオリジナルのアプリを作っています。文系の学生の田中さんが、どのようにしてアプリ開発に惹かれ、スキルを習得しているのか、お話を聞いてみました。

*PBL(Project Based Learning:課題解決型学習)は、自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした教育法。摂南大学でも PBL プロジェクトの授業が選択できる。

文系の私でも、自分でアプリが作れる。

私は摂南大学で、統計学やマーケティングについて学んでいます。PBL プロジェクトには、多様なプロジェクトから自分の興味に合わせて課題を選べる点に惹かれて去年から参加しています。

2 年続けて、地域の課題をアプリで解決するというプロジェクトを選択しています。昨年そのプロジェクトの中で、はじめて FileMaker に触れました。

アプリ開発は、正直なところ最初は何もわからない状態でした。自分がどこがわからないかが、わからない。きちんと理解できていないまま、先生から教えてもらったこと通りに手を動かすという感じでした。授業の中で作ったアプリは、先生がいなければ完成できなかったと思います。

しっかりと理解できたのは、授業とは別に自分用のアプリを作り始めてからです。自分で思い描いたものを形にしたいという想いから、*YouTube の動画を見て、一通り勉強しました。単語や仕組みが理解できるようになり、そこからはわからない部分を調べることもスムーズに。今ではわからないことがあっても、ネットで検索して 1 人でだいたい解決できるようになりました。

*FileMaker を提供する Claris 社の公式トレーニング教材「FileMaker Master Training 初級編」をわかりやすく解説した動画。YouTube にて無料で視聴可能。

摂南大学 田中 亜里紗さん

自分を助けることが、スキルになっていく。

私がつくったアプリでは、好きなアーティストのグッズをリスト化し、買いたいグッズの合計金額を自動で算出して、購入前にシミュレーションすることができます。

コンサートに行くと必ずグッズを買って帰ります。予算の中でどれを買うか、いつも事前にグッズの組み合わせパターンごとに金額を計算してから臨むんです。ただコンサートで販売されるグッズは種類が多く、リストアップや計算に意外と手間も時間も使います。

金額計算だけでも一苦労。これまではスマホのテキストメモや手書きのメモ帳を使っていましたが、もっと簡単にできないかと、FileMaker で計算用アプリを開発してみることにしました。

実際に田中さんが作成したグッズ管理アプリの画面


自分のスキルを活かして、周りを助けられるような人に。

将来は、FileMaker の技術を仕事で活かし、誰かの助けになれるような人になりたいと考えています。

幼い頃から、技術を身につけたいという漠然とした夢を持っていました。自分の頭や手を使って何かをつくり出す。つくり出したものを使って誰かの役に立てる。そんな人に憧れがありました。

なんとなく、技術を身に着けている人 = 理系の人というイメージがあったんです。以前の私は技術もなく、しかも文系です。そんな夢は叶わないかもしれないと感じていました。しかし FileMaker と出会って、私でも技術を身につけることができると、自信がつきました。

直近の目標は、もっともっと FileMaker を使いこなせるようになることです。入力を簡単にしたり、ミスなく入力できるようにしたり、他にもまだまだ私が知らない機能があると思うので、さらに勉強を続けていこうと思います。

[編集後記]

「好き」という気持ちを原動力に、実現したいものを形にしていく。簡単そうに見えて、実行できている人は少ないのではないでしょうか。田中さんのお話は、「好き」という気持ちがなによりのエネルギーになる、という初心を思い出せてくれました。好きから得たスキルを活かして、誰かの助けになる人になりたいと話をしてくれた、田中さんの今後の活躍が楽しみです。

※クラリス・ジャパン株式会社では、FileMaker を使った演習を実施する教育機関に対して、「FileMaker キャンパスプログラム」を通して FileMaker 認定講師派遣や無償ライセンスの提供を行なっています。摂南大学では、「PBL プロジェクト」の授業の中で FileMaker を使った課題解決を行なうために無償ライセンスを活用しています。


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