FILEMAKER

最新の Claris FileMaker 19.3 リリース -さらなるパワーと無限の可能性を追求。

Claris プラットフォームのずば抜けたローコード開発のパワーは、これまで世界中の中小企業から大企業に至るまであらゆる規模のビジネスシーンで、組織のプロセスやテクノロジーをデジタルに変革して、手作業を削減し業務効率化を実現しようとするお客様のニーズを満たすことに貢献してきました。お客様の現場専門知識と Claris のローコード開発プラットフォームを組み合わせることで、業務の合理化、生産性向上を実現し、困難なプロセスをデジタル化することができ、且つ高い ROI (投資対効果)を達成することができます。

今回のリリースにより、Claris プラットフォームは、これまで以上にパワフルで、安全で、オープンで、拡張性を兼ね揃えた開発プラットフォームになりました。

Claris FileMaker 19.3. のパワフルな開発ツール

この度リリースされた、最新の Claris FileMaker 19.3 は Claris 共通基盤上で、最新の展開オプション、大幅に向上したパフォーマンス、安定性、セキュリティと、次世代のノーコード App ビルダーをご提供します。

Claris はお客様のビジネスを最優先に考え、この 1 年間、Clarisプラットフォームに多大な研究開発投資を行いました。昨年 5 月の Claris FileMaker 19 提供開始以来、アジャイルな開発体制で 100 を超えるアップデート、機能拡張、バグ修正を行い、これまで以上の頻度で製品の強化に努めてまいりました。

FileMaker 19.3 を利用いただくことで、あらゆるプロジェクト、業務要件、クライアント環境に対しても自信を持って「イエス」と言うことができるようになります。モダンなカスタムApp を作成し、本格的なビジネスソフトウェアを提供するために、Claris FileMaker 19.3 プラットフォームをご活用ください。

技術投資によるさらなる拡張性

この 1 年間のアップデートで、パフォーマンス、安定性、セキュリティの向上に対応するとともに、Claris プラットフォームのすべての展開オプションに最新技術を導入しました。

  • Apple シリコン:Claris FileMaker Pro と Claris FileMaker Server は初めてのユニバーサル macOS バイナリのローコードプラットフォームとなりました。Apple シリコン搭載 Mac コンピュータで最高のパフォーマンスを発揮するよう最適化され、同時に Intel ベースの Mac でも素晴らしいスピードを発揮します。
  • Windows Microsoft Edge: 2022 年 6 月 15 日にサポートが終了する Internet Explorer 11 (IE11) に代わり、Microsoft Edge WebView2 コントロールを使用できるようになりました。潜在的なセキュリティの懸念が解消され、Claris FileMaker の拡張性をフルに発揮します。
  • FileMaker Server の大幅な機能強化:世界で最も人気のある Linux ディストリビューションの 1 つ、Ubuntu に対応しました。また、ログビューアが改良されて復活しました。その他、多くのバグ修正や内部的な機能拡張により、全体的なパフォーマンス、安定性、セキュリティ、機能性が向上しています。


クイックスタートエクスペリエンスをお試しください。

次世代のノーコード App ビルダーである クイックスタートエクスペリエンス* をご体験ください。これは、シンプルなドラッグ & ドロップのインターフェースで、数分で FileMaker カスタム App を直感的に新規作成できる新しい方法です。もちろん FileMaker Pro を使ってそのままカスタム App の作成も続けられます。

このリリースでは、複雑なリレーション構造を意識することなく、素早いドラッグ & ドロップ操作で簡単にテーブル間リレーションシップを作成できるようになりました。さらに、関連するレイアウトでボタンなどに利用する下部ナビゲーションバーを簡単に配置できるようになり、モバイル用の画面開発などにとても便利です。これらの新機能は、これからローコード開発を始める人に向けて最適な設計をしました。

*注:現在、macOS 上の FileMaker Pro と FileMaker Cloud で使用できるプレビュー機能です。

高速な開発・展開

革新的なソリューションの開発・展開をより早く、より低コストで実現できるように、最新の製品リリースでは過去 1 年間のリリースに含まれる拡張性や技術も提供しています。

JavaScript

すぐに利用できるサードパーティ製の JavaScript ライブラリやご自身のカスタムコードを使って、カレンダーやチャート、カスタムコントロールなどの高度な UI を App に追加することができます。JavaScript による機能強化は、Claris プラットフォーム上で限界を作らないという理念に基づき、その可能性を広げるものと自負しています。

アドオン

アドオンは、カスタム App に豊富な機能を追加し、強化する新しい方法です。さらにその機能を誰とでも共有することができます。ローコードアプリの開発を高度なコーディングスキルなしで行うことができ、ドラッグ&ドロップするだけで、自分のカスタム App がすぐに使えるようになります。

Claris Connect

近年、あらゆるアプリケーションはデータ連携が求められています。Claris Connect では、アプリケーション間のワークフローを自動化することができます。昨年、14 個の新しいコネクタが追加され、様々なシステムやビジネスアプリケーション間でスムーズにデータを交換できるようになりました。新しいコネクタには、クラウドサイン、Chatwork、PostcodeJP API、SmartHR、駅すぱあと などがあり、また複数の既存コネクタの機能も拡張されています。また、米国では 2021 年 5 月に Claris Connect for Apple School Manager がリリースされ、今後増えていくさまざまな生徒情報システム(Student Information System)に対応する 3つの新しいコネクタが追加されました。

さらに充実した機能

さらに、画像認識やオブジェクト検出などのための Core ML(機械学習)、音声でやり取りするための Siri ショートカット、NFC タグの読み取りなど、人工知能(AI)でよりスマートな App を作るための機能をすべてモバイル環境で利用できます。また、Cloudを前提にアプリを構築するお客様の要望にお応えするため、FileMaker Pro で新しい App を作成する際、FileMaker Cloud に直接保存することができ、1 ステップで迅速に展開することができます。

あなたのソフトウェアを今すぐ最新にしましょう。

開発者のコミュニティに寄せられた意見を重視しリリースされた Claris FileMaker 19.3 は、最新のテクノロージを採用し、将来の変化にも対応できるプラットフォームです。FileMaker はこれまで 30 年以上にわたりお客様にご愛顧いただいておりますが、この 1 年間に行った投資と今後の継続的な研究開発により、これから 30 年先でも Claris プラットフォームをご活用いただけるよう、開発者の皆様のご意見を尊重して進化して参ります。私たちと一緒に、次世代のカスタム App を作っていきましょう。

すでに FileMaker 19 をお使いの方は、ぜひ今すぐアップデートして今回のリリースをご活用ください。

最新の FileMaker にアップデートできるライセンスをお持ちでない方は、この記事でご紹介したような新機能などの最新テクノロジーを常にご活用いただくために、ボリュームライセンスの保守更新をご検討ください。ボリュームライセンスの保守更新は、Claris の法人営業窓口までご連絡ください。

Claris FileMaker が初めての方、旧バージョンをお使いの方は、45 日間お試しいただける無料評価版 をダウンロードして、FileMaker 19.3 のフルパワーに触れてみてください。